銀座 - 中華銀座亭（麺はアルデンテ）
銀座ニコンサロンのすぐ近くにある、昔ながらのラーメン屋さんです。カウンターが10席程度あるだけですが、店の中央の狭い調理スペースには、3人もが働いています。それだけ繁盛しているということでしょう。
メニューも昔ながら。乳白色のアクリル板に、つけ麺の部、ラーメンの部、その他(御飯物など)と、それぞれ10種類ずつほどのメニューが並んでいるだけのシンプルな内容です（30種類もあれば少なくはないのでしょうが、それぞれはトッピングの違い程度の差です）。
はじめて入る店は特に、何を選んで良いのか迷ってしまいます。今日も、迷った挙句、また来ることもあるだろうからと、最初は一番シンプルなThe「ラーメン」を選びました。
なれた調子で注文する、ほかのお客さんたちは、タン麺を頼んでいる人が多いように感じました。
ラーメン 680円
スープは透明感あふれる醤油ベースなのに、トロミを感じるくらいに濃厚な風味があります。そして、香港では出合わなかった味です。中野のガード下の屋台を思い出すなぁ・・
ところが、麺はアルデンテのスパゲティと思うほど、固めに茹でてあり、太さも色も、縮れが少ない点も、これがラーメンなのか、こんなのあり？と感心してしまうほどです。
懐かしさと、新鮮さが同時に味わえる一杯でした。ご馳走様。。次回は新メニューらしき、坦坦麺を食べてみましょう。
帰りしなに、入口にあった名刺大のカードを取ると、おみやげのメニューになっていました。つけ麺も含めた汁物以外はほとんど持ち帰りができるようになっています。中でも餃子は、焼く前の「生」でも持ち帰りできます。そして、なぜか麻婆豆腐だけは（ふわふわ卵入り）という説明がついています。何故それだけ？という思いもありますし、この一言があるだけで、食べてみたいと思わせるものがあるので、どうせだったら他の料理にもつければ良いのに、と思ってしまいました。
■中華銀座亭
中央区銀座7-11-10 銭形ビル1F 03-3571-6450
